カテゴリー別アーカイブ: 債務整理

2016年4月20日

破産申立に際しては,主として,財産関係に関する資料が必要となります。

手許現金,預貯金,収入,保険,動産,不動産等を明らかにする必要があり,これを裏付ける資料が必要となります。

必要資料は,裁判所によっても一部異なりますので,東京と隣県でも一部異なります。

2016年4月15日

東京地方裁判所では,破産申立後3日以内(平日)に即日面接が実施されています。

即日面接では,裁判官が,申立人代理人弁護士から事案の詳細を聞き取り,そのうえで,同時廃止手続とするか管財手続とするか判断しています。

その日のうちに破産手続の開始決定がされるため,手続が早く進むことになります。

2016年4月10日

個人再生は,小規模個人再生と給与所得者再生の2つの手続があります。

私は,通常,まず小規模個人再生を検討し,これができない場合に給与所得者再生を考えます。

小規模個人再生と給与所得者再生は,それぞれ債務の圧縮に際し使用する計算方法が異なります。

具体的な返済額は,すべての資料がそろわなければわかりませんが,大まかな数字は,弁護士等の専門家に相談すれば,教えてもらえると思います。

2016年4月8日

任意整理の目安は,債務総額を5年以内に返済できることです。債権者によっては,それより短い期間での返済を求めるところもありますし,条件次第でそれより長い期間での返済を認める会社もあります。

場合によっては,10年以上の返済期間を認める会社もあります。

任意整理をご希望の方は,まずは,債務総額を5年以内に返済できるかを計算してみてください。

詳細については,弁護士等の専門家に相談するとよいでしょう。

 

2016年4月1日

債務整理は,大きく分けると,任意整理,再生手続,破産手続の3つに分けられます。

任意整理は,個別の債権者との間で,支払総額や支払方法等の条件を個別に交渉し,合意できた条件に従って,返済する手続です。

個人再生は,既存の債務を圧縮し,これを裁判所が決定した条件に従って返済する手続です。

破産は,借金も財産もゼロにする手続です。

上記のことは,完全に正確な表現にはなっていませんが,おおむねそのようなイメージで間違いないと思います。

それぞれの手続には,メリット・デメリットがそれぞれありますので,債務整理を検討されている方は,弁護士に一度相談してみてください。

 

2016年1月15日

今日は,債権者集会がありました。

 

東京地方裁判所の場合,債権者集会は,比較的短時間で終了します。

債権者集会場は,東京簡易裁判所がある建物の中にあります。

 

そこに,多数の債務者,申立代理人弁護士,管財人,裁判官が集まって,

管財人による報告等が行われます。

 

債権者が参加することもありますが,そのようなケースは比較的少ないと思います。