早くも12月

今年もあっという間に残すところ1箇月となりました。

ついこの間69期の弁護士が入所したと思ったのですが,もう次の70期の弁護士が入所します。

さらにその次の71期の司法修習生が司法修習を開始しています。

 

個人差はありますが,弁護士は,1年間の修習を経て,弁護士としての基礎を身につけてきます。

当事務所では,入所前から内定者研修を行い,修習をより有意義なものとするため,フォローを

行ったり,社会人として身につけておくべきビジネスマナーの基礎研修を行ったりしています。

しっかりとした修習を行うことで,修習を終了して,すぐに弁護士として1人前に活躍できる

ようになります。

 

1年目の弁護士でも,10年目の弁護士でも,40年目の弁護士でも,依頼者の方にとっては

全く関係ありません。

「新人なので…」というのは許されませんし,依頼をしていただいた方に失礼です。

1年目の弁護士でも,法律の専門家として,依頼者の方にとって最善の行動をとらなければ

なりません。

何が最善かは一概にはいえませんが,常にその意識はもって,考えることが必要だと思います。

 

また,ある程度経験を積んでくると,経験があるが故に惰性で仕事をしてしまう可能性もあります。

自分では気づかないこともあるので,常に,自分が惰性で仕事をしていないか,最善を尽くして

いるか常に自問自答すべきです。

そうでなければ,自分では最善を尽くしたつもりであっても,最善を尽くせていないということに

なりかねないと思います。

残り1箇月,まずは,目の前にある仕事を最善を尽くしてしつつ,今年1年間の仕事について最善を

尽くしているか,振り返りたいと思います。

 

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