カテゴリー別アーカイブ: 弁護士の仕事

破産

破産の手続は,大まかに2つの手続に分類できます。

一つは同時廃止,もう一つは管財です。

 

破産手続では,管財が原則となっていますが,同時廃止となる場合がかなりの割合を占めます。

管財の場合,裁判所が,破産手続の開始を決めるのと同時に,破産者の財産を管理する人を決めます。

破産者の財産を管理する人のことを管財人といいます。

管財人には,ほとんどの場合,弁護士が選ばれます。

管財人は,破産者の財産を管理し,お金になりそうなものはお金に換えます。

そして,破産者に対して債権をもっている人に対し,債権額に応じて分配します。

 

同時廃止は,破産手続開始決定と同時に破産手続廃止の決定がなされます。

同時廃止手続は,破産者が,破産手続の費用すら支払えない場合に使われます。

この場合,破産者の手元には破産手続費用すら支払えないので,

管財人は選ばれず,債権者に対する分配もありません。

 

同時廃止になるか管財になるかの基準は,各裁判所ごとに微妙に異なっていますので,

一度調べてみると面白いかもしれません。

 

 

ちゃんぽん

こんばんは。

品川に行ってきました,弁護士の石井です。

 

約束の45分ほど前に待ち合わせ場所に到着したので,品川で昼ご飯を食べました。

 

ちゃんぽんを食べました。

メニューはいろいろありましたが,ちゃんぽんがあると,ついちゃんぽんを選んでしまいます。

 

今月3回目くらいですね。。。

 

品川と関係のない話になってしまいました。。。

刑事弁護セミナー

こんばんは。

刑事弁護セミナーに参加してきた弁護士の石井です。

 

刑事事件を専門にされている先生のお話を聞いてきました。

刑事事件を専門にされている先生は,まだそれほど多くなく,貴重なお話を聞くことができました。

 

他の弁護士の体験談等を聞くのはとても勉強になりますし,楽しいです。

 

弁護士法人心では,刑事事件も取り扱っております。

興味のある方は,↓をクリックしてください。

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強風

千葉県内を巡ってきた弁護士の石井です。

 

今日は風が強かったですね。

各地で電車が遅れていたようです。

 

私が乗ろうとしていた電車も遅れていて,目的地に予定より遅く到着しました。

時間に余裕のある日でよかったです。

民事法律扶助

民事法律扶助とは,お金のあまりない方に対する無料法律相談や弁護士・司法書士費用の立替え等を行う制度です。

民事法律扶助には,代理援助,書類作成援助,法律相談援助,附帯援助の4つがあります。

代理援助は,弁護士等を代理人として,裁判等を行う場合に,弁護士等に支払う報酬や実費の立替えを行うものです。

書類作成援助は,弁護士等に,裁判等に必要な書類の作成を依頼する際の報酬や実費の立替えを行うものです。

法律相談援助は,弁護士等による無料法律相談を行うものです。

附帯援助は,これらに附帯する業務を行うものです。

 

民事法律扶助制度を利用することで,弁護士費用に関する心配が少しでも少なくなり,

弁護士等に早めに相談できるようになることは,よいことだと思います。

 

物損と人身事故の切り替え

交通事故が起こると,警察が,交通事故証明というものを作ります。

交通事故証明には,その交通事故が,物損事故なのか,それとも人身事故なのかも記載されています。

 

交通事故被害にあって弁護士に相談に来る方の中には,当初物損事故として処理してもらったが,

その後怪我をしていたことが分かり,人身事故に切り替えてもらいたいという方もいます。

切り替え自体は可能ですが,切り替えには,診断書等の書類が必要になります。

また,きちんとした記載がされていないと,切り替えてもらえませんので,ご注意ください。

切り替えについてお悩みの方は,一度,弁護士に相談してみるとよいと思います。

 

その他交通事故被害でお悩みの方は,弁護士法人心の交通事故専用ページをご覧ください。

ご覧頂ける方は,こちらをクリックしてください→クリック

 

企業の債務整理

金融円滑化法が3月で期限切れとなることにより,企業倒産が増えることが予想されています。

これにより,弁護士の仕事として,企業の債務整理が増えることが予想されています。

 

企業の債務整理は,大きく,私的整理と法的整理に区別されます。

さらに,私的整理は,私的再生と私的清算に,法的整理は,法的再生と法的整理に区別されます。

 

企業の社会的意義,社会的影響力からすれば,企業は出来る限り存続させるべきだと思いますので,

私的再生と法的再生をまず検討すべきだと思います。

 

私的再生の手続は,任意整理や事業再生ADRなどがあります。

法的再生の手続は,民事再生と会社更生があります。

 

債務整理を検討している企業の経営者は,金策等で精神的にも肉体的にも

かなりきつい状態になっていることが多く,再生手続にやる気を出しきれないこともあると思います。

弁護士としては,法的な面でのサポートだけでなく,経営者に寄り添い,励ましたりするなど,

それ以外の面でもサポートすることが必要かなと思います。

 

 

後遺障害等級認定

後遺障害とは,治療を行っても,完全には治ず,残ってしまった障害のことをいいます。

後遺障害の等級は,1級から14級まで定められています。

障害等級が認定されると,認定された等級に応じて,自賠責保険金や労災保険金が支払われます。

適切な等級認定を受けなければ,もらえる保険金が減ってしまいます。

適切な等級認定を受けるためには,適切な資料をそろえる必要がありますが,中には,

交通事故直後,治療開始後すぐの段階でないと集められないものもあります。

交通事故に遭い,怪我をしてしまった方は,早めに弁護士等の専門家に相談するとよいと思います。

 

弁護士法人心の後遺障害等級認定サポートページはこちら→クリック

新年会

今日は,同僚弁護士と打ち合わせをしました。

今日から個人的な仕事始めです。

 

夜は,同僚弁護士と東京駅で新年会をしました。

今年一年間頑張れる気がします。

出廷

今日は東京地方裁判所に行ってきました。

 

東京での初出廷です。

やはり,岐阜の裁判所と比べるととても大きいです。

 

東京の裁判所は,入口で荷物検査がありますが,弁護士は,バッジや身分証明書を見せると荷物検査なく中に入れます。

 

自分の裁判が終わった後,他の裁判を見学してきたかったのですが,すぐに事務所に戻らなければならなかったので,あきらめて帰ってきました。

今度行くときは,もう少し時間に余裕があるといいなと思います。