カテゴリー別アーカイブ: 弁護士の仕事

インターネット記事削除

東京地方裁判所で,インターネット上の記事を削除する業者に対し,非弁行為に該当することを理由に

報酬の返還を命じる判決が出されました。

 

この裁判例を前提とすると,インターネット上の記事の削除は,弁護士以外は有償では行えないことに

なりそうです。

まだ,地方裁判所での判断でしかなく,控訴された場合高等裁判所で同じ判断になるかは不明です。

 

インターネット上の記事の削除をするための手続は,その記事の掲載されているページの運営主体に

よっても異なります。

簡単に削除できるページもあれば,手続が困難なページもあります。

 

弁護士への依頼は,まだまだ敷居が高いと感じる方も多いと思いますが,本来弁護士にしか認められて

いない業務も多いので,無料法律相談等を利用して弁護士に相談をしていただければと思います。

自賠責と労災

東京地方裁判所で,自賠責保険において後遺障害等級14級9号の認定を受けていたケースで,

後遺障害等級12級と判断した判決が出されました。

 

自賠責保険での後遺障害等級認定より高い後遺障害等級が労災保険で認定されていたため,その

資料を利用して,主張立証を行いました。

 

 

親権者変更逆転判決

本日,東京高等裁判所で,親権者の変更に関する判決が出されました。

夫婦の離婚に伴い親権が争われていた事案で,1審では,父親を親権者とする判断が出されていました。

 

従来,裁判所は,継続性の原則を採用し,子の監護を実際に行っている親を優先的に親権者と定めていました。

この1審では,従来の判断とは異なり,寛容性の原則を採用して,親権者を定めたものと考えられていました。

 

外国では,多くの国が寛容性の原則を採用しているようでもあり,高等裁判所がどのように判断するかが

注目されていました。

 

最高裁判所に上告された場合,どのような判断がされるか,とても興味深いです。

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

東京駅事務所は,今年は,1月4日から仕事始めです。

今年も1年頑張ります。

地裁和解

今日は,東京地裁で自賠責保険で後遺障害認定非該当とされた事案について,

裁判上の和解において,後遺障害等級14級が認定されました。

 

なかなか認定はされませんが,一定数,裁判所で後遺障害等級認定を受けられる

ものがあるので,弁護士として,これからも挑戦していきたいです。

高裁和解

今日は,東京高裁で自賠責保険での後遺障害等級認定非該当事案について,

裁判上の和解により,後遺障害等級14級が認められました。

 

ここまでかなりの期間を要しましたが,後遺障害等級が無事認定されてよかったです。

 

良い結果が出ると,弁護士として仕事をするうえで励みになります。

降雪

今日は,東京都内でも雪が降りました。

 

群馬で医師面談の予定であったため,電車が止まっていけなくなるのではないかと心配

でしたが,多少遅延したものの,なんとか止まることなく群馬まで行けました。

 

電車が止まらなくてよかったです。

紛争処理センター

今日は紛争処理センター。

全国にいくつかありますが,東京のセンターは新宿にあります。

直接の示談交渉が煮詰まった場合,とりうる手続はいくつかあるので,それぞれのメリットデメリットを意識して手続を決定する必要があります。

医師面談

今日は東京を離れて群馬県の太田市へ。

医師と面談して症状経過等の確認。

裁判だけでなく,医師面談等で遠方に出ることもあります。

遠方ですと,日程の調整が大変です。

停電

今日は,東京地方裁判所で停電がありました。

裁判中に突然部屋の照明が落ち,非常用の照明に切り替わりました。

 

部屋では,特に誰があわてるでもなく,粛々と裁判手続き自体は進んでいきましたが,裁判官は,パソコンが使えるかどうか,データが消えていないかを心配していました。

 

まれに書面の作成中にパソコンがエラーになり,書きかけの書面データがなくなってしまうことがあります。

都度保存していればよいのでしょうが,すらすらと書き進められているときには,つい,保存を忘れがちです。

 

適宜保存が必要ですね。